ひかりが、通過する・・・?

またまた登場、影山です。

前回、「遠州の風」 「遠州の音」について書きました。

~今回は「遠州の光」について書きます。~


●浜松はテレビ発祥地の地であり、光・技術の先端企業があります。

テレビ放映に日本で始めて成功したのが浜松市出身で、テレビジョン技術の祖、高柳健次郎博士。
その時の放送画面は、カタカナの「イ」の字でした。
「イ」の字から80年、高柳博士の意思を受け継ぎ設立された企業(浜松ホトニクス)は、日本を代表する光・先端企業になっています。

<楓ちゃんが通う学校は、浜松市立高校>
その高校の西側にある、浜松市立西部公民館(広沢町)の入り口に、テレビ放映された「イ」の字の石碑があります。



●「ひかり」が通過する踏み切りがある。

浜松には新幹線(ひかり・こだま)が、通過する「踏み切り」があります。
新幹線が「踏み切り」を通過するのは、全国でここだけです。
じつはここにJR浜松工場があり、新幹線が検査をするため出入りするのです。

*通過を見たい方は朝8時半、昼、夕方17時頃だと思います。(不確定!!)

<天馬くんと楓ちゃんが買い物するデパートがJR浜松の駅ビル:メイワンです>
そのJR浜松駅から西へ1キロぐらいの所に、JR浜松工場(南伊場町)の「踏み切り」があります。


●かがり火/漁
それが浜名湖の伝統漁法「たきや漁」のことです。
かがり火(水中灯)を灯した小船で、深浅の浜名湖にくり出し、カニや蛸・車えびなどを獲ります。

<25帖の大凧が揚げられた会場が以前「浜名湖花博」が開催された、浜名湖ガーデンパーク>
その近辺は、潮干狩り・海水浴場・たきや漁が楽しめます。


☆☆今回の撮影は、天候不順の中で行われ、何度も撮影が中断しました。
~そう、天候待ちです。~

映画撮影は、光と影の芸術だと,、改めて実感しました。

中山じいさんに誘われ倉庫にたどり着く天馬。
破れた外壁から差し込むこぼれ日、倉庫の扉を開けるふたりが光を背にするシーン。深夜、炭火の明かりの元、作業をする中山じいさんなど、すごくきれいに撮れていると思います。

そして、もっとも記憶に残っているのが、食事時間も惜しむように、仕込み作業を続ける照明さんたち。その中でも、照明助手:鈴木麻里奈さんの、テキパキした動きは印象的でした。










この記事へのコメント
影山さん、ホントいろいろと詳しいですね。

個人的には「たきや漁」はかなり楽しいと思ってます。夜出発して、三叉のほこなどでカニを取ったりするのは新鮮でいいですね。
ただ、水の中では屈折があったりして、一瞬でつかないとカニはとれないないんですよね

照明さんは・・・かなり大変そうだったな。寒い中良く働いてました。重たそうなものも持ったり、動いてないときはなかった感じですね。おかげ様で素晴らしい映画が作れたってわけか。

またいろんなネタお願いします
Posted by bunjin at 2006年06月27日 23:11
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