台風も去り、暑さが戻ってきた。
所要で愛知県に向かうが、遠回りして浜名バイパスを利用する。
目前に広がる海が気持ちいい。
海を見ていると悩みも忘れてしまう・・。
~果てしなく広い海:遠州灘~
遠州灘は風が強く、波も荒い。
そのため海難事故が多く、江戸時代の遠州灘漂流記だけでも
300をこえるらしい。
(現代の文学代表作品)
●春名徹「にっぽん音吉漂流記」大宅ノンフィクション賞受賞
遠州灘で難破し一年二ヶ月の漂流の末、アメリカに漂着。
アメリカからマカオを経て、日本への帰国を熱望するが、
江戸の鎖国政策で帰国が許されなかった。
その後異国の地で、英語の初の日本語翻訳をし生涯を終える。
●三浦綾子「海嶺」
この作品も「音吉」をテーマにした作品。
この原作をもとに松竹映画「海嶺」が撮られている。
主演:西郷輝彦、竹下景子
●井上靖「おろしや国酔夢嘆」
江戸時代、遠州灘で難破し、ロシアに漂流。
大黒屋光太夫が日本に帰国するまでを描いた、
壮大なドキュメンタリー作品。
*映画「おろしや国酔夢譚」にもなっている。
by:影山です。
凧揚げの会(長老の伊藤さんも帯同)が、米国ニューヨークで凧を揚げた
とのこと。熱波のときで40度を超えていたとのことです。